申6号「2022年3月ダイヤ改正について」団体交渉を行う ③|東日本旅客鉄道労働組合 水戸地方本部
申6号「2022年3月ダイヤ改正について」団体交渉を行う ③
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2.行路内の労働時間について、準備、整理、折り返し、付加、その他、出区点検時分等これまでと変更した箇所と理由を明らかにすること。また、運転士・車掌に十分な説明を行うこと。
(会社)安全・安定輸送を確保しつつ、働きやすさの向上を図りながら乗務員の業務等について見直しを実施することとした。また、必要な教育訓練は行っていく考えである。
(組合)徒歩時分や出区点検、車掌POS準備等の時間を見直しているのか明らかにすること。
(会社)実態に即したものに見直した。徒歩時分については、一般的な速さと言われている分速80mより余裕をもった上で見直した。
(組合)移動する列車に拘束される乗務員の特殊性があることから、出区点検終了後にトイレに行ける時間などゆとりを持たせること。
(会社)運転台を離れる取り扱いによる。
3.見習いの指導等により、所定の労働時間前に出区点検を開始した場合は超勤扱いとすること。
(会社)時間外労働については、基本的に管理者の指示を得て行うものである。
4.運転士の乗務カバンは、破損しやすく、フックが外れやすい等の不具合も多発していることから、立てたままでも開閉できる容量の大きい頑丈なカバンに取り替えること。
(会社)現状で理解されたい。
(組合)組合員からは強度や容量について不足しているという意見がある。破損した場合には、直ぐに取り替えられる環境を構築すること。
(会社)社員の意見等鑑みながら修理や交換の準備をしている。
5.車掌用POS、現金を扱う場合は準備時間を付加すること。
(会社)必要な時間については、確保しているところである。
【原ノ町運輸区関係】
1.原ノ町運輸区B179行路245M~244Mの仙台駅でのAB回しを解消するため、244Mと仙台運輸区B609行路246Mの持ち替えを行うこと。
(会社)現行案で理解されたい。今後もAB回しの解消に向けて支社間の調整を検討していきたい。
2.原ノ町運輸区B180行路の睡眠時間を拡大すること。
(会社)現行案で理解されたい。B180行路は原ノ町運輸区の中で一番睡眠時間が短いと認識している。今後も仙台支社と調整していく。
3.原ノ町運輸区の臨時列車の乗務実績に踏まえ、波動要員を十分に確保すること。また、波動要員は出面数に反映されているのか明らかにすること。
(会社)必要な要員は確保されている。原ノ町運輸区の社員が臨時列車に乗務することはある。また、波動要員は出面数に反映している。
④に続く
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