申6号「2021年3月ダイヤ改正について」に関する申し入れ提出!|東日本旅客鉄道労働組合 水戸地方本部
申6号「2021年3月ダイヤ改正について」に関する申し入れ提出!
PDF版はこちら→ニュース67
JR東労組水戸地本は、会社より「2021年3月ダイヤ改正について」提案を受け、その内容について議論を行ってきました。会社からは、今ダイヤ改正において、常磐線の終電繰り上げ・初電繰り下げ、原ノ町~仙台駅間の運転本数及び運転時刻の見直し、水戸線などに中編成ワンマン運転の実施、水郡線全線運転再開などにより乗務行路を見直すことで、要員体制を変更する考え方が示されました。また、その他で「就業規則第48条別表第1に定める乗務主務、乗務主任、乗務指導係、乗務係については、就業規則別表第1に定める各業務に関する必要な教育を行ったうえで、順次、担当業務間の相互運用を行う」としています。改めて、担当業務間の相互運用を行う目的を明らかにするとともに、運用などの具体的な考え方を示すことが重要だと考えます。昨年から新型コロナウイルスの感染拡大が進み、未だに収束の見通しが立たない状況により働く環境も大きく変わってきています。しかし、コロナ禍で厳しい経営環境の中でも、鉄道の安全・安定輸送を担う組合員の「安全・健康・働きがい」を担保できる乗務員行路と働く環境の整備を図ることが重要です。そのために、以下の項目を提出しました。
【基本関係】
1.常磐線の終電繰り上げ・初電繰り下げによる保守作業時間の拡大で、安全とゆとりある作業がどのように実現するのか、具体的な効果を明らかにすること。
2.水郡線全線運転再開にあたっては、安全第一とした切り替え作業を行うこと。また、水戸運輸区の兼務発令を解除し、その後、水郡線営業所での十分な教育期間を設けること。
3.各職場の運転士、車掌別の標準数について示すこと。
4.担当業務間の相互運用を行う目的を明らかにするとともに、運用など具体的な考え方を示すこと。
5.今後の車掌業務の位置づけを示すこと。
6.担当業務間の相互運用を開始する場合には、職場の具体論で労使議論すること。
【行路関係】
1.土浦運輸区の運転士63行路の1174M~1181Mと8099行路の2379Mを持ち替えること。
2.土浦運輸区の運転士74行路と77行路は現行の行路とすること。
3.土浦運輸区の運転士75行路は休養時間を拡大すること。
4.土浦運輸区の運転士79行路は2060M乗り継ぎ交代時間を10分下げること。
5.水郡線営業所の運転士307行路332Dをワンマンからツーマン運転にすること。
6.水郡線営業所の運転士302行路823Dから836Dまでの連続乗務を解消すること。
7.水郡線営業所の運転士308行路838Dから936Dまでの連続乗務を解消すること。
8.原ノ町運輸区の運転士B174行路222Mの駅留置は、仙台車両センターに変更すること。また、技量維持のために入出区の担当を増やすこと。
9.原ノ町運輸区の車掌C405行路の仙台運輸区での休養時間を拡大すること。
「安全・健康・働きがい」を担保できる乗務員行路と働く環境の整備を実現しよう!
カテゴリー別記事
JR東労組 水戸 月別記事
アクセス
住所:〒310-0851 茨城県水戸市千波町1176-1
TEL: 029-244-5175
FAX: 029-244-5176