水地申第21号 「水郡線西金-袋田間の運転再開について」に関する申し入れ団体交渉を行う!|東日本旅客鉄道労働組合 水戸地方本部
水地申第21号 「水郡線西金-袋田間の運転再開について」に関する申し入れ団体交渉を行う!
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第1項 水郡線の全線運転再開に向けた架橋等の復旧工事や、乗務員の訓練等のスケジュールを明確にすること。また、復旧工事や運転再開に向けては、安全確保を第一として取り組むこと。
・2021年夏頃の運転再開を目指し復旧工事を進めている。雨季の間や降雪時は橋台の工事ができなくなる。工事 のスケジュールには余裕を持っている。6月頃の工事完了を目指し順調に進捗している。
・乗務員の訓練開始時期は現時点で示せないが、訓練時間を確保して運転再開していく。
・現在まで、重大な障害事故は発生していない。運転再開日ありきではなく安全を第一に進めていく。
確認!
第2項 今回の運転再開に当たっては、担当する乗務員の不安解消のため、希望者において運転士はハンドル訓練を実施し、車掌は線見を実施すること。
・ハンドル訓練は6月29日から7月3日の間で行う。新規養成者については5往復行う。ライフサイクルから戻っ た方は習熟度に合わせ個人の判断も含めて対応する。
・希望者にはハンドル訓練を行えるよう区所の中でできる限り調整し対応していく。
・車掌は基本的には机上訓練となる。不安があれば指導添乗の対応をする。線見は限られた試運転の中で、区所で対 応できれば行っていく考えである。
・安全を前提に運転再開を目指す。運転再開後も不安解消に向けて必要な教育を行っていく。
確認!
第3項 袋田駅への進入時および、袋田駅からの進出時の速度超過対策を、ハード及びソフト両面で講じること。
・袋田駅には ATS-Ps の地上子(駅進入用、車止め用、駅進出時の踏切時素用)を設置する。
・踏切の制御については軌道回路を設ける。
(組合)新たな取扱であり、運転士は全員実設備で確認するべきではないか。
(会社)実際の線路を走行した画像を用いて、机上で確認できるようにする。なお、不安解消に向けて、可能な対応は 行っていく。
第4項 バス代行についての自動放送による車内放送、車内掲示、駅における周知等を充実させること。
・上小川駅での代行バスの案内は自動放送で、水戸発車前後、常陸大宮・西金発車後、上小川到着の5回流れる。
・行先表示、車内放送、各車両への乗り換え案内ステッカー、車内ポスター、駅の掲示等で周知を行う。
・ワンマン運転の場合は特に運転に集中できる環境を整えることが必要である。
認識一致!
第5項 バス代行に関する誤乗があった場合の取り扱いを明確にすること。
・下り列車で袋田駅まで誤乗車のあった場合は、前途の旅行を継続するのであれば、代行バスのバス停を案内し、そ こからご乗車いただくことが基本になる。
・お客さまの状況に応じて、その都度対応を行っていくこととなる。
第6項 袋田駅乗務員休憩室は、快適な職場づくりの指針に沿って、食事や休憩がとれる環境を構築すること。
・袋田駅の乗務員休憩室は、食事や休憩も考慮して整備している。 (壁紙等内装の整備、ミニキッチン、給水・給湯、テーブル、椅子(4脚)、エアコン設置)
・トイレは、駅舎もしくは駅の外の公共の物を使用する。
・職場の声も聞いて整備したい。運転再開後でも、必要な整備は行う。
第7項 袋田駅乗務員休憩室は、乗務員との連絡や、異常時における情報収集が可能な環境を構築すること。
・業務用携帯電話・タブレット・予備バッテリーを貸与している。異常時においても十分対応出来ると考えている。
・今後必要があれば改善は行っていく。
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